医療行為が少なく、生活リズムも取りやすいのはやっぱり福祉施設！

土日がお休みで予定が立てやすい

福祉施設は定休を土日に設定している所が多いです。そうした職場で働けば、ナースは必然的に土日休みとなります。病院ナースをしていた方にとって、土日にお休みするのは不可能に近いこと。それが毎週休めるというのは、奇跡のようなものです。でも土日休みの福祉施設は珍しいことではありません。毎週末必ずお休みとなれば、予定も立てやすくなります。家族や友人とのお出掛け、子どもの学校行事への参加、キャリアアップのための勉強会の参加、人生を潤す習い事への通学など、これまで我慢してきたことを諦める必要がなくなります。やりたいことをやりたいように出来る毎日を得て、仕事だけでなくプライベートも充実させられますよ。

日勤メインなので規則正しく生活できる

福祉施設でのお仕事は、日勤募集が目立つ職種です。施設のサービス提供時間が日勤時間帯だけということも多く、必然的にそうなる傾向があります。夜勤のある施設や、介護士は夜勤があるけれどナースだけは夜勤なしという職場もあるので、募集要項を見るときにはよくチェックすることが必要です。日勤で働けば当然夜勤はなく、規則正しい生活を送れるようになります。朝起きて夜眠るという人間らしいタイムスケジュールで、心身のバランスが整うのです。この生活が続けば体の疲れもスッキリ取れ、毎日穏やかに過ごせます。一般企業で働く配偶者や、幼稚園や学校に通う子どもと同じリズムで毎日を過ごせるのは嬉しいですよね。

医療行為は少なめ、ゆとりある看護が実現できる

施設の医療体制は、近隣の医療機関と提携しているケースが多くあります。こうした体制の施設で働くと施設に常駐するナースが行う医療行為はかなり減少し、バイタルチェックや生活介助、緊急時の医療機関への橋渡しがメイン業務となるのです。最後の緊急時の医療機関への橋渡しのときにはどうしてもドタバタしてしまいますが、それ以外のときにはゆとりを持って看護に当たれます。また介護スタッフや理学療法士などの職員全員で患者さんを診ており、気持ちの面でも余裕が生まれます。忙しい病院で働いてきた人にとっては特に、時間がゆったり流れていると感じることでしょう。これまで「もっと一人一人の患者さんと向き合って、看護をしたい」と願ってきた人にピッタリの職場です。